メイクレクチャー

【フェイスパウダー】種類&使い方・選び方をプロが徹底解説!

 

 

メイクの仕上げに使用する“フェイスパウダー”

フェイスパウダーにも様々な形状や仕上がりがあって、選ぶのに迷ってしまいますよね・・・

 

今回は!

フェイスパウダーの種類&選び方についてまとめています♡

 

 

 

 

 

フェイスパウダーの役割

 

 

ファンデーションをより密着させ、化粧くずれを防ぐ役割

より肌に透明感やカバー力をもたらして、仕上がりを格上げしてくれるアイテム。皮脂を吸収する効果を持つため、テカリ・ベタつきによって化粧がヨレるのを防ぎます。

肌表面に薄く膜がはれるので、紫外線や花粉などの刺激をブロックする効果も◎

 

肌質・季節に合わせて選ぶ

 

まずは、“基本の肌質”と“季節”に合わせて、どのようなタイプがいいのかを見極めましょう♡

シーズンごとにタイプを切り替えるのもいいですね♪

 

【メイク基礎】肌質の見極め方&お手入れ法!

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脂性肌・オイリー肌

 

 

皮脂崩れを防ぐなら、マストで必要

パウダーに使われる粉体には“皮脂吸着効果”があるため、仕上げにのせると油浮きを抑えてくれます。

凹凸補正やくすみを飛ばす効果もあるため、化粧直しにも最適♪

 

乾燥肌

 

 

テカリやすい部分だけでOK

頬やフェイスライン沿いにたっぷりのせると、時間経過で粉っぽくなりやすい。

なのでTゾーンやあご先などのテカリやすい部分にだけ、抑えるように乗せておくと安心。

お直しの際は、必ずミストや保湿スティックなどで保湿をしてからパウダーを重ねる。

 

夏シーズン

 

汗・皮脂により化粧が崩れるので、肌質問わずに使うのがおすすめ。

ベタつき感を抑制し、さらさらの状態をキープできます。

UV効果が入っていれば、紫外線ダメージをブロックすることが出来るので、お直しの際に大活躍。

 

冬のシーズン

 

テカリやすい肌質・テカる部分だけでOK◎

肌質によりますが、カサつきがちな部分にはのせなくてもOK。

ファンデーションの油分が浮いてきてテカリやすい場合は、お直しの際に軽く抑えると◎

仕上がりの好みや肌質に合わせて、選んであげてください♡

 

 

▷形状で選ぶ

 

“パウダー”といっても、様々な形状が発売されています♡

主に流通しているのは、この4種類。

 

パウダーの種類

✓プレスト

✓パウダー

✓ジェル

✓パール

 

主流なのは<プレスト・パウダー>タイプ。プチプラ・デパコスブランドともに多くの製品が販売されています。

販売ブランドは少ないですが<ジェル・パール>タイプも販売されています。

 

それぞれの特徴・使い方をみていきましょう♪

 

 

▷プレスト

 

 

プレストの特徴

持ち運びが便利

カバー力が比較的高め

テカリやベタつきを強く抑える

マットに仕上がりやすい

お直し用として使いやすい

 

コンパクトで持ち運びしやすい形状のため、<お直し用>として持っている方が多い“プレストタイプ”

他のタイプに比べると、“粉っぽく・マット”に仕上がりやすい性質。そのため、カバー力が欲しい・表面をサラサラにしたい方に向いています。

艶っぽく・ナチュラルに仕上げたい方は、プレストの中でも“しっとり製法・パール入り”を選ぶのがポイント◎

 

▷プレスト:つけ方

 

パウダー系は“つける時の量”&“使うツール”で仕上がりがガラッと変わる。

つけるタイミングや仕上がりの好みで、使い分けてくださいね♪

 

・しっかり仕上げならスポンジ(朝つける)

 

 

表面を擦るようにパウダーをとり、スポンジにしっかり揉み込む。

皮脂の出やすいTゾーンから、スポンジを抑えるようにつけるのがコツ。

いきなりスポンジを滑らせるとダマになりやすいので、一度全体をポンポンなじませ、顔全体にパウダーを満遍なくのせる。そこからクルクルと滑らせると、ムラにならずにつけやすい。

 

・ふんわり仕上げならブラシ(お直し)

 

 

ブラシにパウダーを含ませ、手の甲などでしっかり馴染ませてから塗布。

大きめのブラシで、優しく置くようにのせるのが綺麗。

このつけ方であれば、粉っぽさが出ずナチュラルに仕上がります。

 

 

 

 

▷ルース

 

 

ルースの特徴

粒子が細かい

皮膜感なく自然な仕上がり

柔らかくフォギーな肌印象に

ナチュラル&透明感のある仕上がり

容器が大きい製品が多いので、持ち運びには不便

 

粒子が細かいので、粉っぽさが出ず自然に仕上がるのがポイント♡重ねてつけても皮膜感が出ないので、失敗しにくい。

パフが付属でつくことが多いですが、とにかく容器が大きい。持ち運びが出来ないので、お直し用は別で必要。

 

 

▷ルース:つけ方

 

粒子が細かいので、どのツールでも自然な仕上がりになります。

カバー力の有無や、重ねたい量に合わせて選んでください♡

 

・しっかりのせる・カバーしたい時はパフ

 

 

量をのせてカバー力を出したい時・フォーマルな仕上がりにしたい場合はパフがおすすめ。

パフに適量パウダーを取る。パフが2つあれば擦り合わせて、しっかりパフに粉を馴染ませてから塗布。

最後に何もついていないブラシで余分な粉を払い落とすと、自然でツヤのある仕上がりに♡

 

・薄くのせたい場合はブラシ

 

 

ツヤを消さずに軽くのせたい時におすすめ。

ブラシによくパウダーをなじませて、クルクル円を描くようにのせる。

ベースがしっとりしている質感であれば、大きめのブラシでフワッと置くようにのせるとダマになりづらい。

 

 

 

▷パール

 

 

パールタイプの特徴

ツヤ感が出せる

粉っぽさが少ない

透明感が高まる

皮膜感なく自然な仕上がり

出しているブランドが少ない

 

1部ブランドから発売されているパールタイプ。複数色のパール状パウダーが入っている。

多くの製品が“ツヤ感・パール感”を綺麗に出すタイプで、粉っぽさがない。

あまり取り扱いブランドがないため、購入する製品の選択肢が少ない。

 

▷パール:つけ方

 

パフ・ブラシが推奨の製品が多い印象!

個人的にはブラシのほうがツヤ感が出るのでおすすめです♡

 

・しっかり付けたい時はパフ

 

 

明るさを強調して出したい時は、パフでしっかりのせるのがおすすめ◎

ググッとパールにパフを押し付けて、軽くもみこんでからつけていく。

厚ぼったい感じが出にくいですが、パフでつけた方がカバー力が高くなる。

 

・ナチュラルにツヤ感を出したい時はブラシ

 

 

薄く・自然な光沢をプラスしたい時には、ブラシがおすすめ♡

パールの中にブラシを入れて、よく粉を含ませてから磨きあげるようにのせていく。

薄いベールを纏ったような、粉っぽさの無いナチュラルな仕上がりに♪

 

 

▷ジェル

 

 

ジェルの特徴

粉っぽさが無い

潤いを与えてツヤ感が出せる

しっかりパフに含ませないとファンデがヨレる

 

2019年カバーマークから発売された革命的な“ジェルおしろい”

水分80%の潤いたっぷりのおしろいが、みずみずしいツヤ感をプラスしてくれます。

専用パフへの揉みこみが甘いとヨレるので注意△

 

 

▷ジェル:つけ方

 

付属で専用パフの用意があるので、そちらを使うのがおすすめ♡

 

専用パフを使用

 

 

パフにしっかりジェルおしろいを含ませる。

パフでツヤを出したい部分に、ポンポン叩き込むように優しくのせていく。

こするとファンデーションが薄くなってしまうので、必ず置くように叩き込むのがポイント♡

 

 

 

質感で選ぶ

 

フェイスパウダーは、

マット

ツヤ

大きく2つの質感に分けられます。

ファンデーションの上からのせる際に、どのような質感に仕上げたいかで選んでみてくださいね♡

 

▷マットタイプ

 

 

若干粉っぽさがある、ツヤ感を抑えた仕上がり

ほわほわ・陶器のような質感に仕上がる。

光を通さない分、カバー力が出やすい。

 

こんな方におすすめ

  • 脂性肌の方
  • サラサラ質感が好きな方
  • 日中のベタつきが気になる方
  • 陶器肌に仕上げたい方

 

 

 

▷ツヤ・パールタイプ

 

 

パールなどを含み、ほんのり光沢感がある仕上がり

カラー付き・ルーセントタイプと様々なバリエーションがある。透け感があるタイプが多い為、ナチュラルメイク派の方向け♪

粉っぽくなるのが苦手な方はこちらがおすすめ。

 

こんな方におすすめ

  • 朝仕上げ用に
  • 乾燥して粉っぽくみえやすい
  • ツヤ肌が好き
  • ナチュラルな仕上がりにしたい

 

 

 

 

▷色味で選ぶ

 

フェイスパウダーには

ルーセント(透明)タイプ

色付きタイプ

2つのタイプがあります。

それぞれ仕上がりのカバー力が異なりますので、好みに合わせて選んでくださいね♡

 

 

▷ルーセント(透明)

 

 

色のついていない、透明のパウダー!

ファンデーションの色を生かし、透明感のある肌に♡

ファンデーションの仕上がりから、色を変えたくない・厚塗りに見せたくない時はコチラ。

 

 

 

▷色つき

 

 

ほんのり色味がついているパウダー。

ファンデーションの仕上がりに、色と立体感をプラス◎

ブランドの中で、カラー展開が複数ある製品が多い。よりカバーしたい時や、お直しの時に。

カラーがついているものは、肌色を明るくして透明感を高める役割も!

 

 

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?♡

フェイスパウダーにもたくさんのタイプがあり、それぞれ使い方・選び方で仕上がりが変わってきます♡

ご自身のなりたい肌に合わせて、使い分けてくださいね♡

 



  • この記事を書いた人

miku

元美容部員&美容ライター    【miku】 筋金入りの美容オタク! 大学卒業後、新卒で国内メーカーに就職。 美容部員として店頭勤務をスタート。 より多くの方にフェアな立場から情報発信したいと思い、美容ライターに転職。 プロとしての視点から、コスメ・スキンケア情報をシェアしていきます♡ 〜保有資格〜 ・コスメコンシェルジュ ・化粧品成分上級スペシャリスト ・顔タイプアドバイザー1級 ・JPCAパーソナルカラーアシスタント 〜好きなブランド〜 デパコス&プチプラLover 〜ブログ歴〜 アメブロにて2018年〜スタート 月間約40万PV達成 〜監修〜 https://beauty.portal.auone.jp/article/makeup-image

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