スキンケア

保水効果の高い市販の人気化粧水【おすすめ23選】

 

 

皆様はどのように化粧水を選ばれますか?

基本的には水ベースとなる化粧水。中に含まれる保水成分浸透させる技術が、製品の差別化ポイントです。

 

今回は、有名で機能性の高い“保湿成分”に焦点を当てて、“保水効果の高い市販化粧水”をご紹介いたします♡

 

 



ヒアルロン酸

 

わずか1gで6Lの水を保持する強力な保水性を持つ。

肌なじみが良く、角質層の水分量を高めながら、しっとり感やなめらか感を感じさせる保護膜をつくってくれる。

多くの化粧水や美容液に配合されている、定番の保湿成分です。

 

補足

ヒアルロン酸は“分子の大きさ”によって、とろみや肌への浸透度が異なる。

分子が大きいと、とろみが強く浸透しにくい。反対に分子が小さいと、さらっとしていて浸透しやすい傾向にある。

 

・極潤:ヒアルロン液


加水分解ヒアルロン酸・アセチル化ヒアルロン酸・ヒアルロン酸と、3種の違う形状をしたヒアルロン酸を配合。

ヒアルロン酸特有のとろみの強さを感じます。

シンプルかつ低刺激処方なので、どんなシーズンでも使いやすい。お値段もお手ごろなので、惜しまずバシャバシャ使えます。

 

・イプサ:ザタイムRアクア


アセチル化ヒアルロン酸配合

資生堂得意の界面活性剤の効果で肌に馴染みやすく工夫されている。

保水効果が高く、時間が経ってもプルプルの肌に♡

 

アセチル化ヒアルロン酸

皮膚への吸着性を約7倍、保水性を約2倍に高めた分子の小さいヒアルロン酸

ヒアルロン酸特有のベタつきもなく、さらっと軽い質感も特徴。

 

アクセーヌ:モイストバランスローション

 

低刺激製品を多く販売しているアクセーヌ。

人気の化粧水は、ベタイン・セラミド類似成分を含んでいる。界面活性剤の働きで、より肌になじみやすくなる様に工夫されています。

 

 

プロテオグリカン

 

聴き馴染みのない成分かもしれませんが、美容業界では定番になりつつある“プロテオグリカン”

糖とタンパク質が結合した“糖タンパク質”というもので、ヒアルロン酸の1.3倍の保水力をもつと言われています。

 

リッツ:モイストローション

 

非常に配合成分数が多い化粧水。

プロテオグリカンの他にも、アミノ酸・セラミド・コラーゲン・エクトインなど多くの保水成分を含みます。

これらの成分が、様々な角度から肌を活性化・安定化させる働きが期待できます。

 

素肌しずく:ぷるっとしずく化粧水


アサヒグループ食品から発売されているスキンケアブランド“素肌しずく”

メインは“プラセンタ”ですが、そのほかにもプロテオグリカン・ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンなどの多くの保水成分を含んでいます。

エタノール不使用なので、敏感になりやすい時期でも使いやすい◎プチプラですが、保水効果が高く価格以上の製品だと思います♡

 



 

リピジュア

 

人間の細胞膜をモデルに人工的に作られた、リン脂質系の高分子ポリマー。人の肌に似せて作られているので、生体適合性が高く、肌にも優しい。

効果としては“保水”。うるおいベールを形成します。ヒアルロン酸よりも分子が小さく、約2倍の水分保持力を持っていると言われています。

全成分表示では〈ポリオクタニウム-51〉という名称になる。

 

 

ホメオバウ:ローション


高い抗酸化力を持つ“フラーレン”配合製品が多いことで有名なホメオバウ。

このローションにもフラーレンを配合。その他、PCA–Na・プロテオグリカン・ヒアルロン酸・アミノ酸・グルコシルセラミドなど、多くの保湿成分を配合。

ややとろみのあるテクスチャーが、スッと肌になじみ潤いをキープします。

 

 

エピステーム:トリートメントローションリペア

 

ロート製薬から発売されている高機能スキンケアブランド“エピステーム”

リピジュアを比較的多く配合されていて、アミノ酸・ビタミンC・カルノシンなどエイジング系成分が多い印象。

 

 

 

アミノ酸

 

元々肌に存在する成分。

肌細胞に含まれる天然保湿成分の約半分はアミノ酸から形成されています。

多くの種類があり、それぞれ働きが異なっている。アミノ酸が複数繋がったものを“ペプチド”と呼んでいます。

 

主なアミノ酸

✓アラニン

水分量増加・角質剥離促進・美白

✓アスパラギン酸

水分量増加・美白

✓アルギニン

水分量増加・バリア機能改善

✓オキシプロリン

表皮水分保持機能向上・セラミド合成促進・表皮細胞増殖促進・コラーゲン生成促進・美白

✓セリン

水分量増加・角質剥離促進・美白

✓ロイシン

水分量増加・美白

✓アミノ酪酸

ヒト表皮細胞増殖・表皮ヒアルロン酸合成促進

✓グリシン

水分量増加・美白

✓グルタミン酸

皮膚柔軟化

 

・ミノン:アミノモイストモイストチャージローション


多種アミノ酸を配合している化粧水!

ヒアルロン酸も配合し、敏感肌が乱しやすいバリア機能を改善する効果を持つ。

 

・キュレル:潤浸保湿化粧水


シンプル設計で敏感肌でも使いやすいキュレルシリーズ。

保湿成分としてアミノ酸ベタインを配合。

肌荒れを防ぐアラントイン配合で薬用化粧水。

 

クレドポーボーテ:ローションイドロA


資生堂ラグジュアリーブランド“クレドポーボーテ”

訴求成分として配合しているのが、“加水分解コンキオリン液”“加水分解シルク液”

どちらも多くのアミノ酸をメインに含んでおり、保水効果・細胞活性・美白・バリア機能改善など、多岐にわたる効果を発揮します。

 

補足

加水分解シルク液

カイコガの繭から得られるフィブロインを加水分解

✓保湿

✓バリア機能改善

加水分解コンキオリン液

コンキオリン酸を加水分解して得られるペプチド。

✓保湿

✓細胞賦活

✓抗老化

✓色素沈着抑制



エクトイン

 

ヒトの皮膚の水分量を高い次元で維持する作用を有する。

肌を保護する“ヒートショックプロテイン”の生成を早める働きも持つ。

 

補足:ヒートショックプロテイン

身体に熱などのストレスが加わったときに、ダメージから身体を防御しようとして細胞のタンパク構造を強化したり、ダメージを修復する働きがあるヒートショックプロテインというタンパク質が発現し、その生成スピードが早ければ早いほどダメージが少なくなる

 

est:ザローション


エクトインを保水の中心成分にしているエストのローション♩

ややとろみのあるローションで、長時間潤いを保持しやすいように工夫されています。

 

インフィニティ:アドバンストモイスチュアコンセントレートローション


KOSEのラグジュアリーライン、インフィニティ。

コンセントレートローションは“エクトイン”をはじめ、コメエキス・エーデルワイスエキス・アルテロモナス発酵エキスなどの保水・細胞活性成分を多く配合。

 

 

ライスパワーNo,11

 

イネ科植物ジャポニカ米(学名:O. sativa japonica)を複数の微生物によって発酵・熟成させて得られる米発酵エキス。

セラミド産生増加によるバリア改善作用が認められ、角層の水分保持能自体を改善する働きを持つ。

〈肌の水分保持機能を改善する〉という働きで、医薬部外品成分に認定されている。

 

 

ライスフォース:ディープモイスチュアローション


ライスパワーNo11を含んだ薬用化粧水。

大豆リン脂質配合で、肌馴染みをよく工夫されています。保湿剤もバランスよく配合されていて、保湿力バッチリ◎

エタノール配合が強いので、敏感肌の方は注意⚠︎

 

 

米肌:肌潤化粧水


保湿成分としてライスパワーNo11を配合した化粧水。

その他、ダイズ発酵エキス・ビフィズス菌発酵エキスなどの、保湿・細胞活性成分も配合。

こちらもエタノール配合量がかなり多めなので、苦手な方は注意⚠︎

 



セラミド

 

角層に蓄積される細胞間脂質の主要構成成分です。

化粧品に配合される場合には、バリア機能改善作用&水分保持能による保湿作用が期待できます。

 

補足

スキンケアで使用する場合。直接細胞間脂質に加わるわけではなく、角質に吸収され細胞間脂質を作り出すサポートをする。

そのため、使用し続けていくことで肌自体のバリア機能を高めることができる。

“肌質を改善できる成分”と高く評価されるのはこの働きを持つため。

 

 

・アルージェ:モイスチャーリッチローション


天然セラミド(ビオセラミド)配合。

抗炎症効果成分(アミノカプロン酸・グリチルリチン酸)を2つ含んで薬用化粧水。

天然セラミドは。ヒトが持つセラミドに似た構造を持ち、肌なじみがよく保湿力が高いセラミド。水と油の両方になじむ性質を持っています。

敏感肌でも使えるように、低刺激処方。

植物性スクワラン・ヒアルロン酸・米ぬかエキスなど、保水・エモリエント効果の高い成分も配合されている化粧水。

 

ETVOS:モイスチャライジングローション


天然由来保湿成分“POs–Ca”配合で、保水・バリア機能向上・細胞分化促進などの効果を発揮する。

その他、ヒアルロン酸・リピジュア・グルコシルセラミド・アミノ酸など、多くの美肌成分を含む化粧水です。

 

POs–Ca

グリコが商標登録している“ホスホリルオリゴ糖Ca”と呼ばれる水溶性カルシウム!

表皮細胞分化促進・タイトジャンクション(細胞同士を繋ぐ)の形成促進・細胞間脂質の生成促進・バリア機能改善など、多くの機能を持ち合わせた成分。

 

ディセンシア:ローションコンセントレート

 

敏感肌用スキンケアブランド“ディセンシア”

ヒト型セラミド“セラミド2”を含んだ化粧水で、とろパシャな質感もポイント♡

細胞賦活効果の高い“オタネニンジンエキス”配合で、ハリ・弾力をサポートする働きも期待できる。

 

 

ヒフミド:エッセンスローション


3種のセラミド配合で、角層の隅々まで潤いで浸すことができる。

その他、リピジュアなど保水効果をサポートする成分を含んでいるため、肌が揺らぎやすい方でも使いやすい◎

 

 

ユアンジュ:ジューシーモイスチュアローション

 

“ゆうこす”こと菅本裕子さんプロデュースのスキンケアブランド。

多種アミノ酸・ヒト型セラミド・ヒアルロン酸などの保水効果の高い成分を多く配合。

香料を使用せずに精油で香り付けされています。

 

 

プラセンタ

 

胎盤から抽出されるエキス。化粧品やサプリメントで使用されるほとんどは“豚プラセンタ”。美容医療などの施術で使用されるものには“ヒトプラセンタ”も使用される。

多くのビタミン・アミノ酸・ミネラルを含むエキスで、肌へ多くの美肌作用をもたらします。

 

美肌作用

✓SOD活性抑制による抗酸化

✓チロシナーゼ阻害による美白・色素沈着抑制

✓線維芽細胞増殖による抗老化

 

アドライズ:アクティブローション


大正製薬から発売されているスキンケアブランド。

ヘパリン類似物質・アミノ酸・リピジュアなど、多くの機能性成分を配合しています。

低刺激で肌質問わずに使いやすい化粧水◎

 

ヘパリン類似物質

人の体にも多く存在する“ヘパリン”に似た成分。

保湿・血行促進・抗炎症作用が期待できる。アドライズでは薬用成分として配合されています。



ラフィノース

オリゴ糖の一種。

ラフィノースにラメラ構造形成促進による保湿・バリア機能改善作用

ラフィノースは高い保湿性は有しているものの吸湿性およびベタつきがなく、滑らかな感触が付与できます。

 

ビーグレン:QuSomeローション


界面活性剤を用いて、肌によく浸透・長時間肌表面に残るように工夫されている。

その他、水分保持を高めるペプチドを配合した、保水効果に長けた化粧水。

 

配合ペプチド

オリゴペプチド–24

EGF様作用を持つ。

上皮細胞増殖因子とも呼ばれ、新しい細胞の生成・新陳代謝を促進する因子。バリア機能を改善し代謝を促進します。

ヘキサカルボキシメチル(アクアタイド)

保湿・バリア機能の強化・抗酸化作用・異常タンパク質の修復

 

 

FANCEL:モイストリファイン


ラフィノースを含む“糖アルコール”が保湿剤のメイン成分。

吸湿性・保湿性に優れています。

防腐剤や石油系界面活性剤など不使用なので、開封後は早めに使い切るのが◎

 

 

アテニア:ドレスリフトローション


人気の高いアテニアのローション。

コラーゲン・コメエキス・発酵エキスなど、保湿強化・ハリを高める効果が期待できます。

乾燥による小じわを目立ちにくくする効能評価試験済み。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?♡

ぜひご自身にぴったりのスキンケアを見つけてくださいね♩

 

 



  • この記事を書いた人

miku

元美容部員&美容ライター    【miku】 筋金入りの美容オタク! 大学卒業後、新卒で国内メーカーに就職。 美容部員として店頭勤務をスタート。 より多くの方にフェアな立場から情報発信したいと思い、美容ライターに転職。 プロとしての視点から、コスメ・スキンケア情報をシェアしていきます♡ 〜保有資格〜 ・コスメコンシェルジュ ・化粧品成分上級スペシャリスト ・顔タイプアドバイザー1級 ・JPCAパーソナルカラーアシスタント 〜好きなブランド〜 デパコス&プチプラLover 〜ブログ歴〜 アメブロにて2018年〜スタート 月間約40万PV達成 〜監修〜 https://beauty.portal.auone.jp/article/makeup-image

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