洋服などのファッションから家具・食品など、様々な製品を展開されている“無印良品”
近年非常に注目されているのが『スキンケアシリーズ』
そう思われる方も多いですよね。
敏感肌用スキンケアをはじめ、“大容量・低価格・高品質”な製品を展開。
今では年齢問わず幅広い年齢層から支持を受けています。
今回は、クレンジングなどを中心に人気の高い無印良品のスキンケアをご紹介いたします。
目次
敏感肌用スキンケアの詳しいご紹介はこちら⇩
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無印良品:〜敏感肌用スキンケア成分分析〜
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クリアケア拭き取り化粧水
お勧め度→★2
非常にエタノール配合率の高い拭き取り化粧水。
主に肌の強い方・脂性肌向けで、エタノールによって清涼感と油っぽさの軽減を目的にされている製品です◎
【全成分表示】
水、エタノール、ペンチレングリコール、メチルグルセス-10、ポリクオタニウム-51、ヒアルロン酸Na、ブドウ果実エキス、キウイエキス、オレンジ果皮エキス、アンズ果汁、ボタンエキス、グリセリン、BG、ポリソルベート80、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸Na、クエン酸、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、メントール、香料
ベースの保湿成分はペンチレングリコールとメチルグルセス-10で、穏やかな保湿力を持ちます。
その他ヒアルロン酸・リピジュアを配合されていますが、特に高い拭き取り効果を期待はできない。
こんな方におすすめ
- 普通肌〜脂性肌
- とにかくさっぱり・清涼感のある使い心地が良い
- ベタつきを一掃できるものを使いたい
クリアケア薬用アクネ美容液
お勧め度→★4
(肌質問わずに取り入れやすい製品)
訴求成分
・グリチルリチン酸ジカリウム
・酢酸DL-α-トコフェロール
・ヒアルロン酸
ニキビ対策用の薬用美容液で、有効成分を2種配合しています◎
✓“グリチルリチン酸ジカリウム”・・・ニキビケア製品定番・炎症を抑える効果を持つ
✓“酢酸DL-α-トコフェロール”・・・ビタミンE誘導体の1種で血行促進・酸化防止作用を持つ
酢酸DL-α-トコフェロールが配合されていることで、皮脂の酸化によるニキビ発生を抑制する効果も期待できます。
アクネケア製品は高エタノール配合でしたがこちらはノンアルコール。
同シリーズでひりつきが出やすい方・乾燥肌の方でも使いやすい処方になっています。
【全成分表示】
◎有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール
◎その他の成分:水、濃グリセリン、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、1,3-ブチレングリコール、水素添加大豆リン脂質、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、ブドウ葉エキス、キウイエキス、チンピエキス、アンズ果汁、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、キサンタンガム、ポリエチレングリコール1540、カルボキシビニルポリマー、水酸化カリウム、エデト酸四ナトリウム四水塩、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、フェノキシエタノール、香料
ベースの保湿成分は様々なタイプが配合されています。
グリセリンが比較的高配合になっているようなので、保湿力は高く・もっちりした肌に整えます。
その他、プロパンジオール・BG・ペンチレングリコールなど、ややさらっとした質感の保湿成分を配合。
ジェル状になっているため軽い使用感、ベタつきが気になる肌にもぴったりです◎
こんな方におすすめ
- 乾燥肌〜脂性肌
- ニキビが気になる肌
- さっぱりした使用感のスキンケアが好き
拭き取り化粧水
お勧め度→★3
訴求成分
・PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
・ポリクオタニウム-51
・ヒアルロン酸Na
非常に人気の高い拭き取り化粧水。
拭き取り化粧水には2つの種類があり、1つ目はAHA・BHAなどの“ピーリング剤”を含むタイプ、2つ目はピーリング剤無しでコットンで拭き取ることによる“摩擦”で余分な角質をオフするタイプ。
こちらは後者のタイプで『PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン』という特殊な成分を含んでいます。
<PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン>
・透明な化粧水に乳液のようなとろみをつける
・肌馴染みが良く、グリセリンと同等の高い保湿効果
・有効成分の経皮吸収性を高める働き
その特徴から、「水性保湿油」=界面活性剤とも呼ばれ、処方が容易であるほか高配合時もベタつかない。
高い保湿力を持ち、他製品の有効成分を届けやすくする“導入”のような働きを持つ成分。
【全成分表示】
水、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、グリセリン、プロパンジオール、ペンチレングリコール、メチルグルセス-10、ツバキ種子エキス、ミツバアケビ茎エキス、ジャノヒゲ根エキス、コメヌカエキス、アンズ果汁、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、ヒアルロン酸Na、BG、PEG-32、エチルヘキシルグリセリン、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール
グリセリン・ヒアルロン酸・リピジュアなどのベーシックな保湿剤を配合されており、特に刺激なく使用できる製品。
とろみのある化粧水になっているため、拭き取るように使ってもひりつき感がなくしっとりした使用感。
200ml1290円と比較的お手頃価格なので、気になる方は試してみてもいいと思います。
他の製品と合わせることでのスキンケア“相乗効果”が目的◎
こんな方におすすめ
- 導入効果のある拭き取り化粧水が欲しい
- ノンアルコール・刺激の少ない化粧品を使いたい
- しっとり仕上がるスキンケアを使いたい
導入化粧液
お勧め度→★3
訴求成分
・PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
・ポリクオタニウム-51
・ヒアルロン酸Na
ベースに使われている保湿剤はプロパンジオール、DPG、ペンチレングリコール。
どれも比較的さっぱりした質感になっているので、後からつけるスキンケアを邪魔しないよう工夫されているようです。
“導入”のメインになるのは、先ほどの拭き取り化粧水同様『PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン』
界面活性剤と同じような働きを持つと言われており(界面活性剤には“湿潤”という働きを持っています)、スキンケアの浸透を促進するという構造のようです。
拭き取り化粧水のほうが高配合になっており、とろみ感もやや強め。
【全成分表示】
水、プロパンジオール、DPG、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、ペンチレングリコール、ツバキ種子エキス、ミツバアケビ茎エキス、ジャノヒゲ根エキス、コメヌカエキス、アンズ果汁、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、ヒアルロン酸Na、オレイルアルコール、グリセリン、BG、エチルヘキシルグリセリン、ポリソルベート80、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール
導入効果・保湿効果が高い方を選びたい場合には拭き取り化粧水のほうがお勧め。
とにかくさっぱりした使用感が好き!という方は導入化粧液が向いていると思います◎
クレンジング・洗顔を見直すほうが早いです♩
【角質ケア】の重要性についてはこちらにまとめています⇩
-
【肌が変わる!】角質ケアの重要性&ケア方法
続きを見る
こんな方におすすめ
- さっぱりした使用感のスキンケアが好き
- 低刺激でサラッとした質感が好み
マイルドクレンジングジェル
お勧め度→★4
(“マイルド”を求める方にお勧め!)
クレンジング成分
・ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
・オレイン酸エチル
・パルミチン酸エチルヘキシル
その名の通りマイルドなクレンジング力のジェル状メイク落とし。
メインはヤシ脂肪酸から作られた非イオン界面活性剤。その他にエステル油2種を配合。
完全なオイルフリーではないですが、オイルは少なめの配合になっているため、まつエクにも対応できるのではないかと考えられます。
(恐らくなので、大丈夫!と声を大きくしては伝えられませんが・・・)
【全成分表示】
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、水、オレイン酸エチル、パルミチン酸エチルヘキシル、BG、水添ポリイソブテン、ジメチコン、ポリクオタニウム-51、アンズ果汁、モモ葉エキス、グリセリン、ヒアルロン酸Na、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、エチルヘキシルグリセリン、トコフェロール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、オレンジ果皮油
主成分が界面活性剤なので、ウォータープルーフ・かなり濃いメイクは落としづらい傾向。
保湿成分にはヒアルロン酸・リピジュア・グリコシルトレハロース・加水分解水添デンプンを配合。
ジェルのメイク落としは比較的摩擦発生のリスクが低いので、敏感肌用としてもお勧めです♩
これは人気が出るのも納得・・・!
こんな方におすすめ
- 乾燥肌〜普通肌
- 比較的薄めのメイクの方向け
- さっぱりした洗い上がりが好きな方
マイルドオイルクレンジング
お勧め度→★2
(肌が強い方・脂性肌向け)
クレンジング成分
・水添ポリイソブテン
・ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
・オレイン酸エチル
こちらはメインに“水添ポリイソブテン”という炭化水素を配合。
マスカラリムーバーなどのポイントメイク落としに配合される油性成分で、クレンジング力は強め。
続いて配合されているのは非イオン界面活性剤。
【全成分表示】
水添ポリイソブテン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、オレイン酸エチル、オレイン酸ソルビタン、オリーブ果実油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、DPG、オレンジ花水、水、ポリクオタニウム-51、モモ葉エキス、アンズ果汁、ヒアルロン酸Na、グリセリン、BG、トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン
その他リピジュア・ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されています。
こちら1つでアイメイクやティントを落とすことができますが、脱脂力・洗浄力共に高めなので脂性肌向けな製品。
こんな方におすすめ
- 普通肌〜脂性肌
- 1つで濃いメイクを落とせるクレンジングが良い
- 油っぽさ・メイクを一気に落としたい
マイルドミルククレンジング
お勧め度→★3
クレンジング成分
・水添ポリイソブテン
・パルミチン酸エチルヘキシル
・イソノナン酸イソノニル
乳液タイプのクレンジングミルクです。
クレンジングミルクは基本的に肌負担・洗浄力共に低い製品が多い。
そのため、乾燥肌や敏感肌の方に向いているクレンジングになっています◎
クレンジングの種類・選び方についての解説はこちら⇩
-
【美容基礎】肌に合わせたクレンジングの選び方
続きを見る
【全成分表示】
水、水添ポリイソブテン、イソペンチルジオール、パルミチン酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、グリコシルトレハロース、ペンチレングリコール、加水分解水添デンプン、ステアリン酸グリセリル、ポリソルベート60、セタノール、ヒマワリ種子油、アンズ果汁、モモ葉エキス、ポリクオタニウム‐51、ヒアルロン酸Na、グリセリン、ジメチコン、ステアリン酸PEG‐75、BG、カルボマー、トコフェロール、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、クエン酸Na、オレンジ果皮油
こちらのミルククレンジングは、オイルクレンジングの主成分にもなっている“水添ポリイソブテン”がメイン。
ミルククレンジングの中では油性成分が多く配合されているようで、ややすっきりした洗い上がりに感じるかもしれません。
こちらも擦ってメイクを馴染ませるタイプなので、同シリーズの中ではジェルクレンジングの方がより“マイルド”だと思います。
こんな方におすすめ
- 乾燥肌〜普通肌
- ナチュラルメイク向け
- 目元はポイントメイクリムーバーを使っている
- 全体的に乾燥しやすい
マイルドクレンジングクリーム
お勧め度→★3
クレンジング成分
・水添ポリイソブテン
・パルミチン酸エチルヘキシル
・セテアリルアルコール
配合成分はミルクタイプとほぼ同じ。
一般的にはクリームタイプの方が油分を多く含む構造なので、恐らく配合量に違いがあるのだと思います。
こちらもメインの油性成分は“水添ポリイソブテン”
クレンジング力は決して弱くないので、適量を出して馴染ませてあげればメイクはしっかり落ちるはず◎
別のリムーバーを使うのが負担が少なくてお勧めです♩
【全成分表示】
水、水添ポリイソブテン、イソペンチルジオール、パルミチン酸エチルヘキシル、セテアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ペンチレングリコール、ポリソルベート60、ヒマワリ種子油、アンズ果汁、モモ葉エキス、ポリクオタニウム‐51、ヒアルロン酸Na、グリセリン、ジメチコン、ステアリン酸PEG‐75、BG、カルボマー、トコフェロール、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、クエン酸Na、オレンジ果皮油
そしてクリームクレンジングの特徴はその“使用感”
元々時間をかけてメイクと馴染ませるタイプなので、オイルクレンジングのように“すぐにメイクを落としたい方”には根本的に向いていません。
ゆっくり馴染ませメイクを浮かし水で洗い流す。
すると適度に保湿感が肌に残り、突っ張り感のない洗い上がりを叶えてくれます。
適度なクレンジング力・保湿力を併せ持っているので、乾燥肌にぴったりのタイプです。
こんな方におすすめ
- 乾燥肌〜普通肌
- ナチュラル〜普通メイク
- クレンジング後に突っ張る・乾燥する
終わりに
いかがでしたでしょうか?
非常にお手頃な価格帯の製品が多いので、ぜひ気になったアイテムを試してみてくださいね♩