メイクレクチャー 肌悩み

【プロ直伝】コンシーラーの種類&選び方・使い方

 

 

肌悩みをピンポイントでカバーしてくれる、頼れるアイテム“コンシーラー”

皆様はどのように選んでいますか?♪

調べてみると実は種類がたくさんあって、選ぶのに迷ってしまいますよね。

 

今回は、コンシーラーの種類&選び方についてご紹介いたします!♡

 



 

コンシーラーで隠せる肌悩み

 

 

主にコンシーラーでカバーできる肌悩みは、“部分的な色ムラ”

周りの肌色よりも暗かったり赤かったりする色ムラを、カバーする際に使用していきます。

 

部分的な色ムラ代表

✓クマ

✓ニキビ・ニキビ跡

✓シミ

 

反対に使用してもカバーしきれないのが、“凹凸・広範囲の色ムラ”

毛穴の凹凸や頬全体の赤みは、下地やファンデーションなどでカバーする方が綺麗。

 

 

コンシーラーの種類

 

 

コンシーラー3大タイプ

✓リキッド(チップ・ブラシ)

✓パレット(多色)

✓スティック・ジャー

 

コンシーラーは大きく3つの種類に分けられます。

1つずつご紹介していきます♪

 

種類:①リキッド(チップ・ブラシ)

 

 

最も定番のタイプ。販売ブランドも多く、カラー展開が豊富。

 

メリット

◎馴染ませやすい

◎カラバリ豊富

◎シワっぽくなりづらい

◎ストレッチ性が高い

◎化粧直しにも使える

 

デメリット

△種類が多いので選びにくい

△カバー力が弱いものが多い

△カバーしたい部分と色が合わないと隠れない

△乾くとノリが悪くなる

 

なんといっても馴染ませやすいのが最大のポイント♡

リキッドファンデーションのようになめらかな付け心地で使いやすい◎

“コンシーラーだけ浮いてしまう”という失敗が起きにくいのがリキッドタイプ。

 

馴染ませやすい分、カバー力に物足りなさを感じることも。

リキッドタイプのコンシーラーは数が多いので、自分に合ったもの・合った色味を探すのが大変。

ものによってカバー力も異なるので、実際試してみてから購入するのがベター◎

 


種類:②パレット(多色タイプ)

 

 

最近はこのパレットタイプも、製品数が増えてきた印象◎

 

メリット

◎カラーを混ぜられる

◎カバー力が高い

◎持ちが良い(長く使える)

◎保湿力が高いものが多い

 

デメリット

シワに入り込みやすい

△慣れるまで色を混ぜるのが難しい

テクスチャーによって、仕上がりが異なる

△ブラシを洗う手間

 

なんといっても“色を混ぜることが出来る”のが、多色パレットのいいところ!♡

複数個所カバーしたいところがある方は、1つのパレットで色味を複製できると、悩みに対応しやすくなります♪

練り状になるので、リキッドよりもカバー力高め

 

反対に、色を混ぜ合わせて最適なカラーをつくるのは、慣れるまで難しい。

重ねると厚みが出やすく、目元など動く部分はシワにはまりやすい傾向も△量をのせすぎないように注意!

 


種類:③スティック・ジャータイプ

 

 

あまり主流ではありませんが、外資系ブランドに取り扱いが多い印象。

 

メリット

◎カバー力最強

◎乾燥に強い

◎持ちが良い(長く使える)

 

デメリット

△馴染ませるのが難しい

厚塗りに見えやすい

目回りはシワになりやすい

 

とにかくカバー力が最強なのが、このスティック・バームタイプの特徴♡

テクスチャーが固めで透け感がないので、色がしっかりつきやすい形状です。

 

カバー力が強いデメリットは、周りの肌と馴染ませるのが難しいということ。

隠した部分だけぼてっと色がついて見えやすいので、色選び・のせる量&範囲が非常に大切。

 




種類の選び方

 

では、自分に合ったコンシーラーのタイプは、どのように選べばいいのでしょうか?

おすすめの選び方は

カバーしたい場所

欲しいカバー力

この2つを基準にセレクトしていく方法です♪

詳しくみていきましょう♡

 

カバーしたい場所で選ぶ

 

①目元

<リキッドタイプ>がおすすめ!

 

 

とにかく日中“乾燥する”のと“よく動く”部分である目元。

目元のクマをカバーする時に、頑張って朝隠しても、ヨレてシワっぽくなることありませんか?

パレット・ジャータイプは保湿力は高いですが、ストレッチ性が低いため、目周りにのせるとシワに入り込んでしまうものが多いです。

そのため、オイルリッチなテクスチャーのリキッドコンシーラーを薄く重ねてあげるのがおすすめ♡

量が多いと必然的に崩れた時に汚く見えてしまうため、薄くピンポイントでカバーしてあげるのが基本です。

 

シミ・ニキビ跡

<パレット・ジャータイプ>がおすすめ!

 

 

あまり動かない頬やフェイスラインなどの、濃く目立つシミやニキビ跡にはパレット・ジャータイプがおすすめ!

色がはっきりつくので、目立つ色ムラを完璧にカバーすることが出来ます。

特にニキビ跡は場所によって濃さ・色味(赤・茶・紫)が異なるので、色味を混ぜて調節できるパレット式が最適

大きく目立つシミには、色味のあっているジャー・スティックタイプで隠すのが簡単♪

 

 

カバー力の高さで選ぶ

 

ジャー・スティックタイプ

パレットタイプ

リキッドタイプ

 

製品によって差はありますが、ジャー・スティックタイプのカバー力はダントツ!☆

リキッドの中でもカバー力の高い製品もありますが、乾燥しやすいデメリットがあるので、経時の仕上がりを確認する必要があります。

濃く・目立つ色ムラをカバーしたい時には、ジャー・スティックタイプを選ぶと間違いない◎

 



色の選び方

 

コンシーラーを選ぶ際には種類も大切ですが、同じくらい“色を合わせること”も超重要!

色味で色ムラをカバーするので、合っていないカラーを使っても、うまく隠れずコンシーラーの良さを実感できないことも。

 

色味を選ぶ際に重要なポイントは、自分の肌よりも“暗くなって目立つ”のか“赤くなって目立つ”のか

この色味を見極めることで、ぴったりのコンシーラーカラーを選べますよ♪

 

肌より“暗くなって目立つ”場合

 

ファンデーションよりも1トーン以上暗いコンシーラーを選ぶ!

 

 

目元のコンシーラーを選ぶ時にありがちですが、「目元を明るく見せてクマを飛ばすために、明るめのカラーを選ばないと!」と言って、ファンデーションよりも白いコンシーラーを選ぶシチュエーション。

実際明るく見せてクマが目立たない方もいますが、大半の方が「より黒く見える」「色味が隠せていない」と感じていると思います。

それもそのはず、肌の色に近いファンデーションでも隠れない暗い色ムラは、白い・明るいカラーを被せてもカバーできないからです。絵具でも、茶色の上からより薄いベージュを重ねても、下の茶色を隠すことはできないですよね。

自分の肌色よりも暗く見えて目立つ色ムラは、ファンデーションよりも1トーン以上暗いカラーを重ねてあげることで綺麗にカバーできます。

 

肌よりも“赤くなって目立つ”場合

 

ファンデーションよりも1トーン明るいカラーを選ぶ!

 

 

主に赤い状態のニキビや鼻横の赤みが該当します。

ファンデーションで隠しきれない強さの赤みは、明るめ・白めのコンシーラーを重ねてあげることで綺麗にカバーできます。

ファンデーションを重ねることで隠せる場合は、その方法でも◎

 



コンシーラーを使う順番

 

意外と知らない方も多い“コンシーラーを使う順番”

使う順番はコンシーラータイプに関係なく、ファンデーションのタイプカバーしたい場所に合わせて変えてあげると◎

 

基本の使う順番

 

ファンデーション(リキッド・クリーム・クッション)→コンシーラー→パウダー

 

 

基本的にはファンデーションで隠せなかった色ムラをコンシーラーでカバーする順番になるので、ファンデーションの後にコンシーラーがベスト◎

目元のクマはこの順番でつけた方が、各段に綺麗に仕上がります。

 

パウダーファンデーションの場合

 

ベース→コンシーラー→パウダーファンデーション

 

 

パウダーファンデーションを使用する場合には、コンシーラー→パウダーファンデーションの順番。

粉物の後に液状や練り状のアイテムを重ねると、ダマになったりムラになったりして綺麗でないので、先にコンシーラーでカバーしてからパウダリーを重ねると◎

コンシーラーを付けた部分はこすらず、ポンポンと置くようにファンデーションを重ねると、持ちが良くなります♡

 

カバー力を強く出したい場合

 

ベース→コンシーラー→ファンデーション→コンシーラー→パウダー

 

 

必殺!コンシーラー2度付けの完璧にカバーするベースメイクのつけ方です。

これは大きく目立つシミ頑固な濃いニキビ跡に有効。

ファンデーションの前の段階でしっかりカバーし、ファンデーションを塗布。そのあと浮き出てきたムラをもう1度コンシーラーでカバーして、パウダーでがっちりホールド。

目元は確実にヨレるのでおすすめできませんが、頬やフェイスライン沿いの気になる部分にピッタリの使い方です♪

 



まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?♡

ぜひ数あるコンシーラーの中から、ぴったりのアイテムを選んでくださいね♡

 

 



  • この記事を書いた人

miku

元美容部員&美容ライター    【miku】 筋金入りの美容オタク! 大学卒業後、新卒で国内メーカーに就職。 美容部員として店頭勤務をスタート。 より多くの方にフェアな立場から情報発信したいと思い、美容ライターに転職。 プロとしての視点から、コスメ・スキンケア情報をシェアしていきます♡ 〜保有資格〜 ・コスメコンシェルジュ ・化粧品成分上級スペシャリスト ・顔タイプアドバイザー1級 ・JPCAパーソナルカラーアシスタント 〜好きなブランド〜 デパコス&プチプラLover 〜ブログ歴〜 アメブロにて2018年〜スタート 月間約40万PV達成 〜監修〜 https://beauty.portal.auone.jp/article/makeup-image

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