皆様スキンケアはどのように選ばれることが多いですか?
口コミ評価の高いもの・友人やモデルさんが使っているもの・新作で注目されているものなど、多くの製品から興味のあるものをえらばれますよね。
肌悩みを解決したり、肌の調子を整えたりする効果が期待できる【スキンケア】。ぜひ肌質に合わせて選んであげてください。
質感の重さであったり、油分を与えることが本当に肌にとってベストなのかというのは肌の性格によって異なります。
自分に合ったスキンケアを見つけるためには、まず“自分の肌の性格”を見つける必要がありますよね。
そこで今回は、“基本の肌性格”を4つに分類してまとめていきます。
目次
普通肌(混合肌)
特徴:キメが細かく整った肌
基本的に肌調子が安定していて、水分増産・保持が出来る肌質。肌の柔軟性が高い方が多いので、もちもちの綺麗な肌を持つ方が多い。
今まで過ごしてきた中で、スキンケアが合わなかったり荒れてしまうことが少ない。
起こしやすい肌トラブル
部分的な乾燥・テカリ
主にTゾーン・鼻周りのテカリ&目周り・口周りの乾燥が気になる。元々Tゾーンは肌の中でも皮脂分泌が活発なのでどんな方でもテカリやすい。反対に目・口周りは皮脂の出ないゾーンなので乾燥を感じる方が多い。
基本的に毛穴が小さくベタつきが出にくい肌なので、冬場の乾燥が悩みで挙げられやすい傾向。
見分け方
見るポイント
✓つるんと悩みの少ない肌
✓頬の毛穴は小さく目立ちにくい。
✓冬になると部分的にカサつきが出やすい。
頬を中心に確認してほしいのが、ベタつきの有無と毛穴の大きさ。
普通肌の方は頬の毛穴は比較的目立ちにくく、ベタつきの少ない肌質。そのためニキビや毛穴などの肌悩みが生じにくい。キメが綺麗に整っているので、化粧のノリ・持ちが良い方が多い。
おすすめのスキンケア
スキンケアの方向性
・水分チャージ
・皮脂膜を強化
年齢と季節を合わせたスキンケア
基本的に強い肌の方が多い。自分の肌の代謝でダメージを修復出来るので、ターンオーバーが乱れないようにサポート出来るケアがおすすめ。
肌の活性化に“水分”は必須なので、水分チャージが出来る“化粧水”を使用するのがおすすめ。
肌質としては“乾燥”によるダメージを受けやすい。冬になると、冷えや空気の乾燥により肌が固くなるので、“乳液&クリーム”でのケアが効果的。
夏も過ごしやすい肌ですが、紫外線ダメージにより一気に乱れる可能性があるので日焼け止めは必須。
おすすめアイテム
<水分チャージの化粧水>
あまり合わないものがない肌質なので、使用感の好みで選ぶのも可。
極潤:ヒアルロン液
水分保持力の高いヒアルロン酸を形を変えて3種類配合している化粧水。とろみのある質感で、馴染ませるとモチモチの肌に♡余計なものを入れていないシンプル設計も◎
ミノン:モイストチャージローション
肌の代謝をサポートする“アミノ酸”を多く配合しているミノン化粧水。エタノール不配合なので、刺激も少ない。
ライスフォース:ディープモイスチュアローション
肌の水分保持機能を改善する“ライスパワーNo11”が配合されている化粧水。整っている肌をより揺らがない“強い肌”に育てていく製品です。
<油分補強の乳液&クリーム>
ミノン:モイストチャージミルク
人気の高いミノンの乳液。刺激が少なく、もちっと柔らかい肌に導きます。
アルージェ:エクストラモイストクリーム
全薬工業から発売されているアルージェ。抗酸化や抗炎症作用のある成分を含んで薬用。肌馴染みのいい植物性スクワランをベースなので、ベタつきなくモチモチの肌に導きます。
キュレル:潤浸保湿フェイスクリーム
細胞活性を助ける“アラントイン”配合で薬用。疑似セラミドを含むキュレルのクリームは、肌をより揺らぎにくく健やかな状態に導きます。
脂性肌
特徴:肌表面が全体的にテカる&調子は安定しやすい
全体的なテカリが気になる脂性肌。
キメが大きく整っている状態で、肌代謝が良いので水分を多く保持できる。そのため、肌に柔軟性があり、肌トラブルが起きても改善しやすい。
起こしやすい肌トラブル
テカリ
くすみ
毛穴目立ち
たるみ
ファンデがヨレる
全体的に過剰に皮脂が出やすいため、テカリやすいのが主な悩み。
加えて皮脂が出やすいことにより、ニキビ・毛穴目立ち・皮脂ぐすみが起こりやすい。ファンデーションは汚くはヨレないですが、タイプによっては皮脂浮きしてきてしまうことも。
酸化を引き起こす“紫外線”が大敵なので、夏場の方が過ごしにくい方が多い傾向。
見分け方
見るポイント
✓全体的にテカりやすい
✓肌がモチモチしていて、ツヤがあり綺麗
✓頬の毛穴はやや広がっている
✓ファンデーションがよれやすい
✓ニキビが出来やすい
皮脂関連の肌悩みが出やすいですが、キメが整っているので、ツヤがあり綺麗な肌の方が多い。
頬の部分の毛穴は皮脂が出ることで押し広げられるので、乾燥肌の方に比べると大きく広がりやす傾向。
日中ファンデーションが、鼻・頬ともに“テカリ”によって崩れてくることが多い。
おすすめのスキンケア
スキンケアの方向性
✓過剰皮脂を抑制
✓皮脂の酸化防止
✓毛穴づまりを解消
肌を引きしめるようなみずみずしいケア
基本的に皮脂によって肌表面を保護することができる肌なので、さっぱり軽い質感を選ぶのが◎
肌調子が安定しやすい肌ですが、酸化によって老ける肌なので、紫外線対策&抗酸化ケアは絶対。
皮脂詰りにより角栓・ニキビが出来やすいので、クレンジングが重要。余分な皮脂を取り除くクレンジングケアと、皮脂の酸化による老化に早めに手を打ちたい。
おすすめアイテム
<余分な皮脂を取り除くケア>
メイク汚れなどが残りやすい肌なので、クレンジングが超重要。取り残しがあると、ニキビ・肌荒れの原因に。
SK-Ⅱ:クレンジングオイル
脂性肌の方は、クレンジングは“オイルタイプ”がおすすめ。皮脂汚れ・メイクなどの油汚れを残さないためにも、オイル状でしっかり洗い流すことが重要。
ビーグレン:クレイウォッシュ
皮脂を吸着するクレイ成分“モンロリロナイト”を配合。泡立てないペースト状なので、時間短縮にも◎
どろあわわ:洗顔料
皮脂を吸着する“ベントナイト”が高配合。弾力の泡で洗顔できるのが特徴の製品◎すすぎ残しがないように、しっかり洗い流して使うのがポイント!
<潤いを与えながらべたつかないケア>
水分増産をサポートしながら、ベタつきの少ない質感を選ぶのが◎過剰皮脂を抑える効果が入っている製品は、根本t系な悩みを解決しやすくするのでおすすめ。
アルビオン:スキンコンディショナー
炎症を抑える“グリチルリチン酸2K”が入って薬用。エタノール・メントール配合で清涼感の高い化粧水。脂性肌向きの化粧水なので、使い心地も良い◎
KOSE:バランシングチューナー
過剰皮脂を抑える“ライスパワーNo6”を配合して薬用の化粧水。テカリで悩む脂性肌のための製品◎
インナードライ
特徴:肌の表面が全体的にベタつく&肌が固くごわつきやすい
脂性肌の中でも、代謝が悪く水分増産できない肌を“インナードライ肌”と呼んでいます。
顔全体的に皮脂が出やすくカサツキ感がないため、乾燥している自覚症状がない。
細胞が水分を含んでいないため、肌が固くかたまりやすく、ごわつきを感じる方が多い。肌悩みがなかなか改善しない。
起こしやすい肌トラブル
テカリ
ニキビ
ごわつき
毛穴の詰まり・開き
皮脂ぐすみ
たるみ
化粧くずれ
とにかく過剰皮脂による肌悩みが起きやすい。
特に多いのが、“大人ニキビ”のお悩み。加えて、テカリ・ごわつき・毛穴の開きなどが挙げられ、代謝不良により改善しにくい。
見分け方
見るポイント
✓全体的にベタついている
✓肌が厚く硬い
✓全体的・慢性的にニキビが出来やすい
✓ザラつき・ごわつきやすい
✓午後にテカリ&黄ぐすみ
✓全体的に毛穴が広がりやすい
全体的にテカリが生じ、頬を中心に毛穴が大きく開いている肌。
ニキビが全体的に出来やすい方が多く、夕方になると化粧がドロッと崩れやすくなる。目に見えるトラブルが多いので、肌に対してコンプレックスを抱える方が多い傾向。
おすすめのスキンケア
見るポイント
✓余分な皮脂を取り除く
✓過剰皮脂を抑制する
✓皮脂の酸化防止
✓水分チャージ
✓毛穴づまりの解消
✓ごわつきを取り除く
余分な汚れを取り除き、十分な水分チャージをするケア
キメが乱れやすく、余分な皮脂や角質汚れが最も溜まりやすい肌質。
毛穴詰まりが原因で、ニキビ・肌荒れや代謝の低下につながる。そのため、皮脂汚れ・こべりついた角質を除去するお手入れが必須。
加えて大切なのが、“水分チャージ”。水分を含みやすい成分を含んだスキンケアを心がける。過剰に油分を加えるお手入れは不要。重ねるとしたらジェルクリームなどの油分が少ないタイプがおすすめ。
おすすめアイテム
<余分な皮脂と角質を取り除くケア>
ニキビ・肌荒れを予防&改善するため、油汚れを取り除くケアはマスト。
ビーグレン:クレイウォッシュ
皮脂吸着成分“モンロリロナイト”配合。余分な皮脂汚れをすっきり洗い流してくれる洗顔料。
FANCEL:ディープクリア洗顔料パウダー
皮脂吸着成分“炭”とタンパク質分解酵素“プロテアーゼ”配合の酵素洗顔。
どろあわわ:洗顔料
皮脂吸着成分“ベントナイト”が高配合。皮脂・角質汚れを吸着して洗い落とすことが出来る。
ルナメア:ファイバーフォーム
角質除去成分“サリチル酸”&“結晶セルロース”、皮脂吸着成分“カオリン”配合の大人ニキビに適した洗顔料。
-
【ニキビ肌】ニキビ対策に効果的な洗顔料まとめ
続きを見る
<過剰皮脂を抑制>
KOSE:バランシングチューナー
過剰皮脂を抑制する成分“ライスパワーNo6”を配合している薬用化粧水。ライスパワーNo6は、テカリの根本解決する皮脂腺に働きかける成分。
NOV:ACシリーズ
皮脂抑制する“ピリドキシン塩酸”を含む薬用スキンケアシリーズ。ビタミンB6なので、肌全体の代謝を整えるケアも出来る。
-
【脂性肌必見】過剰皮脂を抑制するスキンケアまとめ
続きを見る
<皮脂の酸化を抑制>
オバジ:C25セラムネオ
高濃度ビタミンC配合。肌の酸化を抑え、過剰皮脂を抑制する効果も◎
ホメオバウ:エッセンス
活性酸素を吸収し、効率よく酸化を食い止める“フラーレン”配合。細胞死を予防することによる、抗老化効果も期待できます。
乾燥肌
特徴:全体的にカサつきが気になる
全体的にカサツキが気になる肌質。一見綺麗肌に見えますが、細胞の働きが悪くターンオーバーが乱れるため、肌荒れや乾燥が悪化し治りづらい。
乾いた細胞が表面に溜まりやすく、ごわつき・大人ニキビが発生しやすい。
皮膚が薄いくなりやすいため、“敏感肌”になる方が多い。
起こしやすい肌トラブル
乾燥
皮むけ
くすみ
ニキビ・肌荒れ
シワ
日中粉吹きしやすい
とにかく乾燥が気になる肌質。圧倒的に水分・油分が足りず、肌触りがガサガサしやすい。
乾燥影響や環境変化の影響を受けやすく、バリア機能が低下するため、突然の大人ニキビに悩む方が多い。代謝が悪いため、肌荒れを起こすと繰り返し・治りづらい傾向。
きめ細やかですが、もちっとした弾力に欠ける。
見分け方
見るポイント
✓全体的にカサつきが気になる
✓日中肌表面に粉が吹く
✓肌触りがカサカサしている
✓頬の毛穴が小さい
✓肌調子が日によって変わる
✓フェイスラインにニキビが出来る
とにかく全体的に肌が乾燥しやすい肌。頬の毛穴が小さく目立ちにくい方が多い。
フェイスライン沿いのバリア機能が低下しやすく、環境や季節変化によってニキビ・肌荒れを起こす。
日中もつっぱるような乾燥を感じ、冬は肌表面に粉吹きや皮めくれが起こる。
おすすめスキンケア
お手入れの方向性
・水分チャージ
・皮脂膜の強化
・余分な角質を柔らかくオフ
しっとり&ぷるぷるケア
とにかく保水・保湿が重要な肌質。肌の細胞を動かすために水分増産を促すことも重要ですが、その水分を守れるように油膜を強化することが大切な肌質。乳液に加えて、クリームまでつけて肌表面を保護すると◎
加えて、代謝が遅くなりやすいことにより、余分な角質を溜め込んでしまう肌質。これにより、ニキビやくすみにもつがります。
そのため、肌を柔らかくほぐしながら角質を除去するお手入れが必要。
おすすめアイテム
<柔らかくする角質ケア>
ミノン:クリアウォッシュパウダー
タンパク質分解酵素:プロテアーゼを配合。マイルドな洗顔料でツッパリ感も少ない。
マナラ:モイストウォッシュゲル
パパイン酵素配合の“朝用洗顔”。朝洗顔によって不要な角質が落とせるので、必ず朝使うのがおすすめ!◎
-
【絶対にやってほしい】朝洗顔のススメ
続きを見る
<ぷるぷる水分チャージ>
水分増産をサポートするように、水分を与えこむケアは必須。
同時に肌のバリア機能を整える効果が入ると、より嬉しい。
エトヴォス:モイスチュアライジングローション
肌のバリア機能を高める“ホスホリルオリゴ糖・グルコシルセラミド”や、保水効果の高い“リピジュア・ヒアルロン酸・アミノ酸”をふんだんに使った化粧水◎
ライスフォース:ディープモイスチュアローション
水分保持機能を高める“ライスパワーNo11”を配合した薬用化粧水。エタノール配合なので、敏感肌の方は注意。
SK-Ⅱ:フェイシャルトリートメントエッセンス
アミノ酸・ミネラル・ビタミンなどを多く含んだ“ピテラ”でつくられた化粧水。肌機能を整え、ゆらぎづらい肌に整える。
アドライズ:アクティブローション
保湿有効成“ヘパリン類似物質”が入った薬用化粧水。保湿成分に“アミノ酸・セラミド・リピジュア”も配合した、この上ないぷるぷる肌に改善する化粧水。
<しっとり油分ケア>
自分の力で油分を生成しづらい肌質なので、スキンケアで補ってあげることが重要。
アドライズ:アクティブクリーム
保湿成分“ヘパリン類似物質”が入った薬用クリーム。重たさがなく、つるっとした寒色に導きます。
SK-Ⅱ:ステムパワーリッチクリーム
こってりとした質感で、肌を乾燥から守ってくれるクリーム。なめらかでのびの良いテクスチャーが使いやすい◎
キュレル:潤浸保湿フェイスクリーム
セラミドの働きをサポートする“疑似セラミド”を含むキュレルシリーズ。1番人気のクリームは、こってりなのにすっと馴染んで、使いやすい使用感♡
まとめ
いかがでしたでしょうか?♡
ぜひご自身の肌質にあったスキンケアで、悩みのない理想の肌を育ててくださいね♡