【口コミ】敏感肌スキンケア“キュレル”成分分析して解説！　

 

敏感肌用スキンケアとして、知名度・人気が共に高い“キュレル”

大手化粧品メーカー“花王”が販売されており、ドラッグストアなどで手軽にいつでも購入できます♡

 

今回は、定番の“湿潤シリーズ”に加え“皮脂トラブルケア”・“美白ケア”シリーズの製品も成分分析しながら解説していきます♩

 

※この記事は２ページ編成です

 

 

キュレルの特徴

 

特徴①セラミドケア

 

人の肌は潤い成分“天然保湿因子”と、その潤いをつなぎとめている“細胞間脂質”で成り立っています。

これらが不足なく生成され続けることで、バリア機能が整った・健康的な肌が維持できるのです。

 

どちらも自らの肌の力で生成される成分ですが、年齢・生活習慣・環境影響によりターンオーバーが乱れると、セラミドが不足しスカスカの肌に…

セラミドが不足すると肌を外敵から守るバリアが低下するため、少しの刺激で肌荒れを起こしたり繰り返したりと“敏感肌”になっています(°_°)

 

このことから、健やかな肌にはセラミドが必要＝敏感肌にはセラミドケアが必須！

キュレルでは“乾燥性敏感肌”のため、バリア機能を高める“セラミドケア”を中心としたスキンケアを展開されています◎

 

特徴②擬似セラミド

 

先述のような理由から、敏感肌にはセラミドケアが必須。

ですがセラミドは“非常に高価な成分”ためコストがかかり、安価な製品には配合しづらいという欠点が・・・！(°_°)

 

そこでキュレルでは、花王は独自にセラミドに類似する働きを持つ擬似セラミドを開発し、ドラッグストアでも手軽に買える“キュレル”に配合。

そうすることで＜低価格&高品質＞を実現！

※擬似セラミド：ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド

 

 

特徴③カモミラET

 

敏感肌用製品を展開されているキュレルですが、実は＜美白ケア＞にも定評があります♩

それもそのはず。

販売している花王の独自美白成分“カモミラET”を、キュレルの美白ケア製品にも配合しているんです◎

 

植物由来の成分なので、フラボノイド類などの多くの成分から構成されています。

 

 

化粧水Ⅱ(しっとり)

お勧め度→★４

(敏感肌・荒性の肌にお勧め！)

 

 

非常にシンプルな成分構成になっている薬用化粧水。

敏感肌用スキンケアということもあり、弱酸性・ノンアルコールで肌への刺激も少なめ◎

 

有効成分として配合されているのは、医薬品成分としても使用される“アライントイン”

肌荒れ・乾燥などによる炎症を抑制する効果が期待できます♩

 

 

 

保湿ベース成分はグリセリン・BGと、こちらも低刺激処方になっており高ポイント！

 

 

化粧水には擬似セラミドは配合されず、穏やかなセラミド回復促進作用を持つ“ユーカリエキス”が訴求成分として配合されています◎

保湿力も十分・香りもないので、どんな方でも使いやすい製品だと思います♡

 

 

 

 

乳液

お勧め度→★３

 

 

有効成分は同じく創傷治癒作用を持つ“アラントイン”

そしてキュレル最大の特徴成分である擬似セラミド『ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド』を配合。

 

 

その他成分の配合量は順不同。保湿成分にはグリセリン。

エステル油・ジメチコン・スクワラン・高級アルコールなどの成分がベースになっており、しっとりしながらもベタつきのない使用感になっています。

 

 

 

 

フェイスクリーム

お勧め度→★３

(軽度の乾燥肌向け。)

 

 

キュレルの中でも人気の高いフェイスクリーム

有効成分は同じく“アラントイン”で、荒性対策に向いています◎

その他成分は順不同ですが、シリコーンオイルが形を変えて３つ配合されています。

触った感触も伸びがよく、ベタつきのない使用感。

 

 

その他セラミド回復促進・セラミド類似成分として、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド・ユーカリエキスを配合。

他製品同様に、敏感になりやすい肌のターンオーバーを正常化させるようにサポートします◎

 

 

 

 

湿潤保湿 美容液

 

 

お勧め度→★４

 

 

他製品同様“アラントイン”を有効成分にした保湿美容液。

＜美容液＞と呼ばれる所以はヒト型セラミドと呼ばれる“フィトスフィンゴシン”を配合しているからだと考えられます◎

擬似セラミドよりも肌馴染みが良く、効果実感も高いと言われる成分。

高価な成分なので他製品よりもお値段が高いですが、その分保湿力・修復効果も感じやすいはずです♡

 

 

保湿成分にはグリセリン、セラミド機能成分としてヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド・ユーカリエキスを含みます◎

かなり軽い使用感のジェルタイプになっているので、重たい・ベタつきのある感触が苦手な方でも使いやすいと思います♩

 

 

 

 

ジェルメイク落とし

お勧め度→★３

 

 

オイルベースのジェル状のメイク落とし。

薬用になっており、抗炎症作用を持つ“グリチルリチン酸ジカリウム”を有効成分に配合。

肌荒れが気になる方には、クレンジングから炎症を抑える働きがあると嬉しいですよね◎

 

 

その他成分が順不同になっているため、主成分になっている油性成分が不明。

「落としにくい口紅やファンデーションも落とす」という高いクレンジング効果を謳っているため、流動イソパラフィン・イソノナン酸イソノニルの配合量は多めだと考えられます。

脱脂力は比較的高めなので、濃いメイク・ベタつきが気になる方向け⭐︎

 

 

 

オイルメイク落とし

お勧め度→★２

(完全に脂性肌向け。乾燥肌は△)

 

 

ジェルと同じく、グリチルリチン酸ジカリウムを有効成分にした薬用クレンジング。

こちらは恐らく炭化水素である“流動パラフィン”をメインにしたクレンジングオイル！

メイクへの馴染みが良く、濃いメイクもスルッと落とせる高いクレンジング効果を発揮します◎

 

 

脱脂力の強いオイルが主成分になっていると考えられるので、脂性肌・メイクが濃い方向け。

 

 

 

泡洗顔料

 

 

お勧め度→★４

(乾燥性敏感肌に◎)

 

炎症を抑える“グリチルリチン酸2K”を有効成分にした、薬用の泡洗顔料。

アミノ酸系洗浄剤“ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na”をメインにされており、刺激・洗浄力共に弱め！

 

 

保湿成分はグリセリン・マルチトール。

洗顔後はスッキリしますが、特に突っ張る感じはなく使用感も◎

1300円ほどで購入できるので、敏感肌用の洗顔料をお探しの方にお勧めです♡